おうし座(4月20日~5月20日)(冬)冬の星座の中でも西側に位置します。秋の夜には東の空にあります。
目印というと、赤い色をした星アルデバランでしょう。
その周りにある「V字型」の星の並びが牡牛の顔の部分になるんですね。
このおうし座を見つけるのは簡単だ思いますよ!
それは、オリオン座の有名な3つに並んだ星をそのまま辿って行くと赤い星(アルデバラン)とV字に並んだ星が見つかるはずですから。
おうし座には、このアルデバランともう一つ!西側でしょうか?ごちゃごちゃとした星のなかに燦然と輝く日本で有名な星があります。谷村新司の「昴」(笑)じゃなくて、プレヤデス星団の「昴」です。アルデバランという意味は「後に続くもの」という意味がありますので、もしかしたら、地平線から昴の後に上がってくる星なのでこの名がついたのかもしれませんね。
○ 神話からの由来の一説ギリシア神話の中では、大神ゼウスが化けた姿が牡牛座なのだそうです。そのゼウスがフィニキア王国の王女エロウぺに恋してしまい、ゼウスは誰にも分からぬよう真っ白な雄牛に化けてエウロペに近づいたそうなんです。気を許したエロウぺがその雄牛の背中にのってしまい、クレタ島まで連れていってしまいました。ゼウスは正体を明かしました。そして2人はクレタ島に行って子をもうけたんだそうです。