突然の質問ですが。。。。。
皆さんがお勤めになられている職場では
『あなたは何のプロですか?』
改めて聞かれると、あまり思いつかないものですね。「職場で自分しかできないことは?」「自分は何ができるんだろう?」なんてことをいろいろと考えてしまいます。
すぐに答えられた方は今の職場でコダワリを持った仕事をしておられると思います。しかし、すぐ答えられなかった方は、もしかしたら専門分野へのコダワリが薄いのかもしれません。
今回は、職場のスペシャリスト(プロ)についてご紹介いたします。
○ 企業のスペシャリストの必要性
現在、企業は専門分野を極めた十分な経験と知識がある人材を求めていると言われています。ただ、「優秀である」とか「マネジメントが上手」とかいうのでは通用しなくなっている時代なんだそうなんです。
以前、ハローワークの雑誌を見ていた時に、「あなたは何ができるのですか?」という質問がありました。
「あなたはなんのプロなんですか?」この質問に、こんな答えだったらどうでしょうか?AさんとBさんを比べてみてください。
Aさん:今まで部長職でしたので、何でもできます!
Bさん:IT戦略を専門にしてました。事業計画を立てることができます!
そうですねぇ~。「今まで管理職をしてました」なんて答えても、あくまでその職種は「ゼネラリスト」と呼ばれるもので、確かに知識や経験は幅広く持っているかもしれませんが専門分野での知識の深さというと不足しているかもしれません。指示や命令だけをする管理職は敬遠される時代でもあるのです。現在では、マネジメントだけでなく、プレーイングマネージャーとしての実行力や実務も問われているということになるのです。
ですから、誰でもできる仕事より専門分野でのプロが求められている時代だと言えるんですね。「皆と同じですよ」と考えてる人は、逆に言うと「誰でもできる仕事」をやっているという可能性が高いということになります。ですので、皆と同じであることに安心しない習慣を身につけることが必要ということなんですね。
「組織は寄りかかるものではなく、組織は自分が支えていくものである」
「組織を支えるための新しい収入源をいかに開拓するか?」
こんな考え方が今の企業に求められている人材であると思います。