307と大きく変更されたところと言うと、やはりパッケージングでしょう。全長が80mm延長され4290mm(Premium)となっており、全幅も60mm拡大され1820mmとなっています。それに伴い、特に307と比べ室内の横幅が広くなりゆったり感があります。また、Cielo・GTiのパノラミックガラスルーフは後席の頭上まで広がり、開放的な室内空間を提供してくれます。
ボディーの拡大は単に室内空間を広くするという意味だけではありません。
これは、年々高まる安全に対する要求に応える為に、充分なスペースを確保する目的もあるのです。
ユーロNCAPで308が最高の星を獲得できたのは、このフロントのオーバーハングを長めにとったこととサイドに空間を確保し、ボンネットを高めに設計したことが大きな要因にあげられます。
その要因や条件を満たした上で、プジョー・スタイルセンターのデザイナー達が生み出したこの「猫科の動物」と称されるプジョー308は、躍動感に満ち溢れたスタイルングを実現しているのです。
スタイリングを307と比べてみると、車高が-15mmとなっており、ワイド&ローのフォルムとなっています。そして、特徴のあるフロントマスクには異型ランプや大型フロントグリル、サイドのキャラクターラインと言ったディテールで
獲物を狙う猫科の動物のような表情や躍動感を造り出しているのです。