アクセスマップ

プジョー長崎

住所〒859-0401
長崎県諌早市多良見町化屋1870
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TEL0957-27-2233

営業時間10:00-18:00 

定休日毎週水曜日、第1・第3火曜日 (但し、年末年始・GW・お盆期間は定休日以外にもお休みを頂く場合がございます)

アクセス方法*多良見IC・長崎バイパス(多良見)を出て諌早方面へ車で約5分。
もしくは諌早ICから、長崎方面へ車で10分。
(国道34号線沿い)

*JR喜々津駅から国道長崎方面へ徒歩5分。

*慈恵病院バス停

スタッフブログ

プジョー308 を改めて考える!Vol.2

[2009/01/30]L'avis du lion.【ライオンの囁き】   Club PN
プジョー308 を改めて考える!Vol.2
前回は、外装と内装のデザインについてのコダワリをご紹介いたしました。

今回は、308 の性能 を中心にご紹介したいと思います。




◎ プジョー308。それは、熟成された第8世代のデビュー。

Peugeot 308 は、メカニズムに至っては 307 と比べてみて「新開発」というものが次々と投入されているものではなく、ワインに例えると「熟成された」と考えるのが正しい認識だと考えます。

正面衝突、側面衝突の対策を施し、ユーロNCAPで最高の評価を獲得ベースとなる307のシャシ(それだけ完成度が高かったということでしょう)をさらに熟成させ、パワートレインは207と共用しています。
ということは、8世代308は、フランス プジョーならではの熟成された深い味わいとコクがあるクルマに仕上がっていると言えるのではないでしょうか。

この308は発売する前に世界的に見ても異例とも言える200万kmもの長距離テストを行っています。そこから得られたデータや経験をもとに、まさに8シリーズの先駆者となるべく操縦安定性の向上やノイズの低減などに至るまで、徹底的に検証され改良が加えられています。その意気込みや完成度・熟成度の高さは、乗ってみると誰でもすぐに感じ取れるレベルまで仕上がっていると思います。
プジョー308 を改めて考える!Vol.2
◎ ボディー構造

ホワイトボディーにおいては、407の思想を受け継ぎ307から大きな進化を果たしました。たとえば、フロントバンパー上下、サブフレームからAピラーにかけて前面衝突時のエネルギーを吸収する構造を設けるなど、歩行者に対する傷害を出来るだけ緩和・軽減するようにボンネットが高められています。また、サイドインパクトに対しては左右のクラッシャブルゾーンを十分に取りドア内にビームを設け、Bピラーの付け根からサイドシルへつながる三角のプレートが設置されています。当然、この補強はボディー剛性を高める為に一役買っているとも言えますね。


◎ 足回り

リア:2本のトーションビームと2本のサスペンションアーム、一体式のアンチロールバー308の足回りは307と同じ、前マクファーソンストラット、後トーションビームというサスペンション形式です。しかし、307に比べフロントは各部の肉厚を最適化することで振動を受け止める容量向上し、リアにおいてはサイレントブロックを追加し、ロアアームを20mm延長し振動を低減することに成功しています。
プジョー308 を改めて考える!Vol.2
◎ エンジン&トランスミッション

308のエンジンは、2種類のBMWと共同開発された1.6ℓ ツインスクロール・ターボユニットを搭載してます。

ターボラグの少ないツインスクロール・ターボを採用ターボというとターボラグが発生します。しかし、このユニットはエンジンからの排気を2つの経路に分割し交互にターボユニットに供給することにより小さな流量でも十分に過給圧を確保することができます。
その効果もあり、1,400~3,500rpmの回転域で最大トルクを発揮させています。

これは、ドカンとくるというターボでは無く、下からの吹け上がりが強く、非常に扱いやすいターボでもあるということになるのです。

EP6DT型エンジンを搭載するのはCieloとPremiumで、最高出力140ps/最大トルク24.5を発揮します。1000rpmから過給が始まり、1400~3500rpmで240Nmの最大トルクを維持します。トランスミッションはというと、PSAグループとルノーの共同開発で生まれた4速ATのAL4で、もちろんティプトロニックとなっています。

4速という数値は皆さんにとって物足りなく感じるかもしれません。しかし、AL4の変速ギア制御に改良が重ねられ、ターボの吹け上がりがダイレクトに非常に楽しく感じられるものとなっています。

EP6DT型エンジンを搭載するのはGTi。最高出力175psを発揮する高出力ユニットです。ノーマルブースト時でも1600~4500rpmで240Nm(24.5kg-m)という最大トルクを発揮します。ミッションは6速マニュアルミッションのみとなっており、扱いやすいターボエンジンとのマッチングは一目置かざるおえません。
余談ですが、日本に導入されていない本国仕様のパワーユニットには、そのほかに1.4、1,6のノンターボモデルやディーゼルの1.6と2.0も設定されています。個人的な意見を言うと、フランス車らしい?1.6ノンターボのStyleクラスが魅力的にも思えますね。ベーシックプジョー308に乗ってみたいと。。。(笑)



次回は、パッケージングについてのご紹介です。