空にサンサンと輝く太陽。
太陽が燃えている!というのは当たり前のことですが、このような恒星の表面温度は何と数千℃以上もあります。
これくらいの温度になると物質は溶けて気体となります。。。。。
?????
だとすると、太陽は気体の塊???ってことですよね。
ならば、この気体(ガス)はそとに広がって飛んで行ってしまわないのか?って疑問が今回の問題です。
もちろん!もし飛んで行ってしまうならば、恒星なんて存在しないんですけどねぇ~(笑)
星の気体が宇宙空間に飛び出さないのは、気体には非常に高い圧力がかかっていて、押し固められているからなのです。太陽の中心の気圧はなんと!2500億気圧もあると言われているのです。
これは、恒星の質量がケタ外れに大きいことに関係があります。恒星の質量は地球と比べてみると、10万~100万倍もあるそうなのです。
ですから、質量が大きいほど重力が大きくなると言うことなんですね。と言うことは、太陽などの恒星は、強力な重力によって押し固められていると言うことになります。ですから、星の構成物質である気体(ガス)が宇宙へ飛んで行ってしまうことが無いということなんですね。
○ 太陽
太陽はほぼ完全な球体で、中心核(コア)・輻射層・対流層(表面対流層)・光球・彩層・遷移層・コロナからなります。
太陽の表面とは光球のことで、太陽の半径は中心から光球までの距離とされています。光球には周囲よりも温度の低い太陽黒点と呼ばれる領域が存在することが多く、光球より上層の、光の透過性の高い部分を太陽大気と呼んでいます。
太陽大気の上層部は太陽重力が弱いために、惑星の空間に漏れ出しているそうです。これが太陽風と呼ばれていて、オーロラの原因ともなっているそうなんです。