プジョー長崎の代車もご存知の方も多いと思いますが、ベーシックタイプを数多く揃えています。20世紀プジョーの「猫足」と現在の「猫足」との違いを少しでもご理解いただければとの狙いもあります(笑)。
今回は、そんな私どもの代車をご紹介してみたいと思います。
さあ!皆さん!どの代車がご希望でしょうか?どれが当たる?でしょうか?この20世紀フレンチ・ライオンたちの楽しさを感じてください。そこには古き良きフランス・プジョーの猫足が存在します。
【Peugeot 406 SV 2.0 DOHC 4AT】
この406SVは406の日本導入された時期とほぼ同じ時期の車です。内装はグレー・デューン。ボディ色はアルミナムグレーです。ミドルサイズのセダンであり、405より一回り大きくなっています。排気量は2000CCであり、やや力不足の感がありますが、ベタ踏みの楽しさがあります。ハンドリングは素晴らしいものがあり、フロントヘビーではなく、思ったところにノーズが向いてくれ、トレーリングアームからマルチリンク式になっています。もちろん!デザインはピニンファリーナ。プジョーらしいハンドリングと乗り心地。そこには磨きぬかれた「猫足」を感じることができます。現在のこの車両の足回りはヘタッていますが、それでも素晴らしいフレンチを感じることができます。
【Peugeot 406 Break V6 3000DOHC 4AT】
このBreakは、V6 3.0 DOHC で、406Breakの最高峰のグレードです。荷室の広さも充分確保されていて、非常に使いやすい1台といえます。エンジンパワーもV6 3.0 DOHC となっていて申し分ないでしょう。但し、V6エンジンの重量に伴いフロントヘビーな感じがします(一般的には常識なんですが、プジョーでは!っていうレベルの話なんですがねぇ~)
インテリアも当時のフランス車としては豪華装備が満載です。フルレザーシート&シートヒーター付、オートワイパーにとあげればキリが無い当時の旗艦的なクルマです。
【Peugeot 306 Style (N3) 5ドア】
306シリーズの初期型モデル(N3)です。1800 SOHCのエンジンを積み、Styleというグレードが初めて登場しました。乗り味はマサにフレンチハッチバックの代表格でしょう。SOHC独特の低速に強い走りは、その乗りやすさ、カジュアルさを十分に堪能できるものと思います。
【Peugeot 306 Style (N5) 3ドア】
この車は、マイナーチェンジを受けた時のスタイルです。エンジン等の性能はそのままで、フロントマスク等や内装のデザインを変更しています。また、若干の装備アップも施されています。
【Peugeot 306 Style Pleasure packageⅡ】
この車は、1800SOHC最後のスタイルのグレードとなりました。サンルーフが標準装備され、雨滴感知式オートワイパーなどの装備も充実した限定車として発売されています。内装もフランス車らしいお洒落でカジュアルな雰囲気。さりげない306として当時人気がありました。
【Peugeot 306 Style Premium 5ドア】
306シリーズ最後のStyleとなりました。カシミールというグレードが無くなり、Style Premium として登場しました。内装、装備はカシミール。外装はスポーツグレードのXSiと良いとこ取り?の車です。14インチのアロイホイール(後に15インチに変更)が装着され、大人気シリーズとなりました。オートワイパーなどの装備も充実しています。2000DOHCエンジンを搭載し、走りも快適性も一クラス上のStyleシリーズとなりました。
【Peugeot 206 XT 5ドア】
世界的大ヒットを飛ばした206シリーズのカジュアルプジョーです。205が持っていたプジョーの販売記録を塗り替えたプジョーの歴史的な車です。また、デザインもプジョーデザインチームによるもので、世界に先駆けた強烈な釣り目のヘッドランプは、世界のメーカーの良いお手本となり、今でもその人気が衰えないシリーズです。プジョー最後のリア・トレーリングアーム式のクルマとして、07シリーズへとつなぐ役割、20世紀から21世紀へとつなぐプジョーの伝統を強烈に印象付けたクルマとも言えるでしょう。このシリーズは後にStyleと呼ばれるグレードとなりました。
いかがでしょうか?
私どもの代車のライオン達。
フレンチ色が強いものばかりです。
ご指名通りにはお出しすることができませんが、ご点検などの際にこの代車たちを飼いならしてみてください。そこには、フランス車らしい!プジョー車らしい!何かが見つかるはずです。
ベーシック・プジョーの素晴らしさをぜひご体感くださいませ。これぞ「猫足」って感じるプジョーの歴史がここにあります。