またまたくだらないネタを思いついてしまいました(笑)。
そ・れ・は。。。。「木」です。
鶴は千年、亀万年なんてことわざもありますが、実際はそんなには生きることはできませんね。しかし、「木」の寿命といえばとんでも無い長さです。ポプラのように100年前後と短い寿命の木もあるのですが、たとえば「スギ」の樹齢は1000年を超える木も珍しくありません。日本では、屋久杉が有名ですね。屋久島の屋久杉(縄文杉)は、樹齢7000年を超えているとまで言われています。
一般的な木の寿命は、約500年以上であると考えられています。では、なぜこんなに木は長く生きられるのでしょうか?
こんな質問を昔、父親にしてみたら、こう答えてくれました。
「動きが速いものや運動が激しいものほど寿命が短いんだ。木は止まっているから寿命が長いんだ!」
ふ~~ん?!
ホントか?????そのようでもあり、違うようでもあり。。。
というところで、この歳になって真面目に木の寿命の秘密を調べました。
植物は、木の枝と木の先端にある生長点と呼ばれる所で、たえず細胞が増殖活動を繰り返し、たえず新しい細胞を作り出しながら伸びていくそうなんです。そして、新しい細胞は葉や幹などの細胞になり、光合成や呼吸や養分などを吸収しているのです。葉や幹では常に新しい細胞が生命を維持しているのです。一方、老化した細胞はどうなるのかというと、死んでしまうそうなんですね。当然ながら、木は人間など動物と違い排泄器官を持っていません。そこで、木は、葉を落とすことで老廃物を処理をしているのだそうです。
幹はというと、木質化が進行し、細胞で作り出されたリグニン(木質素)という物質が細胞同士を固く結びつけていきます。その為、細胞が死んでも木質化した組織として残るのです。
樹齢の長い樹木ほど木質化した部分が多くなり、幹で細胞分裂が行われているのは、何と!樹皮の内側数ミリだけなんだそうです。ですから、樹木は木材として利用することができると言う事になるんですね。全部が生きていると言うより、表面の皮の部分から数ミリが生きていると言うことになんでしょうかね。
違うじゃないか!親父!!!(笑)