日本人の好きな料理と言えば、必ずといいてよいほど出てくるのが「カレーライス」ではないでしょうか?そのカレーライスの脇に、必ずと言ってよいほど添えられている
福神漬け。
今回の「為になるの?こんな雑学!」は、
「福神漬け」でスタートです。
◎ 福神漬けのルーツちなみに「福神漬け」は、インドなどでカレーライスを食べる時に横に添えられているという訳ではありません。福神漬けは、日本で生まれたもで、福神漬けを添えるのは日本だけなのです。つまり、福神漬けを添えたカレーライスは、日本オリジナルってことになるんですね。
ところで、この福神漬けのルーツは?というと、明治18年(1885年)に東京・下谷にある漬物屋さんの「酒悦(しゅえつ)」というお店が販売したのが最初のようです。当時の酒悦の主人だった
野田清右衛門が考案したものだそうです。米飯に合う、香ばしくて甘みのある漬物はないかと「ナス」「ダイコン」「カブラ」「ナタ豆」「シソ」「ウド」「シイタケ」の7つの野菜を醤油とミリンで甘辛く漬け込んだものが作ってみると、たいへん美味しかった為、これをなんとか売り込もうと考えました。清右衛門の茶屋が上野の不忍池にあり、近くに弁天様があったところから、7種類の野菜を使うということに引っかけて七福神に見立てて「福神漬け」という名前になったそうです。当時は、まったくカレーとは関係なく販売されていたそうです。