11月の中頃、天頂近くに「ペガスス座」というものがあります。この星座は、大きな四角形の形をしていて、皆さんも容易に見つけることが出来るでしょう。この四角形はよく「ペガススの四辺形」とか「秋の大四辺形」と呼ばれています。ご存じでしたでしょうか?夏は「夏の大三角形」ですが、今回は、「秋の四辺形」を中心として秋の星座をご紹介したいと思います。
ペガススの四辺形の西の1辺であるα星とβ星を結んだ線を南に延ばしていくと、南のうお座のフォーマルハウトという星があります。秋の星座では、この星だけが1等星なのです。この星は容易に見つけられると思いますね。また反対に、北へ伸ばしていくと、そこにはケフェウス座がという星があります。さらにその先には北極星があります。 アンドロメダ座のα星とペガスス座のα星を結んだ線、つまり、四角形の対角線を南西に延ばしたところにやぎ座(見失いそうです。判りにくい?)があります。そして、北西に延ばしていくと、アンドロメダ座とペルセウス座があります。アンドロメダ座のα星とパスス座のγ(ガンマ)星を結ぶ東側の一辺を南に延ばしていくと、カシオペア座があり、北極星に達します。このように、秋の星座さがしは、ペガススの大四辺形の一辺や対角線の方向を見ていくと、ほとんどの星座をさがすことができます。う~ん!言葉で書くのはホント難しいですね。