ワインの初心者マークシリーズVol.4
ワインを楽しむための適正温度
今回は、「ワインを楽しむ温度は何度が適正なの?」という疑問にお答えしたいと思います!
「白は冷やして、赤は常温で!」が基本だと、私は前に教わったことがあります。それは、なぜなのでしょうか?
一般にいいますと、ワインを冷やすと、酸味や渋味が強くシャープにな味になると言われています。しかし、冷やすとワインの香りが抑えられてしまいます。逆に温度が上がると香りが際立ってきて、甘味なども強く感じられるようになるのです。しかし、温度が高すぎるとアルコールのボリュームが強すぎたり、もったりと重過ぎるようになってしまう事が多いようです。フランスで私が飲んだホットワインは、まさにこの感じでした。
では、よく赤ワインは常温でと言われていますが、常温とはいったい何度の事なんでしょうか?
その答えは、フランスの平均気温の約18℃の事なんだそうです!
・・・・・と言うことは、夏の暑い日の室温がたとえば26℃だったとすると、濃厚タイプの赤であろうと、ちょっと冷やした方が良いということになりますね。
というところで。。。。。
それぞれのワインのタイプで、一般的な適温?を調べてみましたので、皆様のご参考にでもなれば幸いです。
・シャンパーニュ等の発泡性のフレッシュな辛口 4~8℃
・フレッシュな辛口はキリッと冷やして。6~10℃
・リッチなフルボディタイプや熟成した白は始めは冷やして徐々に常温に近く。10~14℃
・ボージョレなどの軽くフルーティーな赤は少し冷やして。10~15℃
・濃厚なフルボディタイプや熟成した赤は常温で。15~18℃。
・甘口ワインは冷たく冷やして。2~8℃
いかがでしょうか?でも、これがすべてではありません。あくまでも参考値です。ですから、皆様のお好みで適温を探されるのも楽しいのではないでしょうか?
まあ、あくまで個人の好みで一番好きな温度でワインを楽しんでもらうのがベストなんでしょうけどね。