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ワインの初心者マークシリーズ No.2

ワインを飲むグラスはどんなものを使えばよいのでしょうか？

ワインの産地や葡萄の品種などによって、いろんな形のワイングラスがあります。ワインを楽しむためのグラスにもちょっとこだわってみましょう。

ワイングラスは、まず、無色透明のグラスで、香りを逃がさず、美味しく飲めるというのが基本ですね。と言うことは、透明で、グラスの先がすぼみタイプのグラスが良いってことになります。たとえば・・・

テイスティング・グラス：

ISO（国際標準化機構）の規格グラス。
いわゆるテイスティング・グラスというもの。
素材はクリスタルガラス。
鉛を9%以上含んだガラス素材（クリスタル）だけが規格品です。




フルート・ボルドー：

ワインが軽くタンニンが少ないタイプなどは、空気の触れる面が多いほど酸化が促されてしまいます。よって酸化し易く、香りの要素が少ないワインの場合は、小ぶりで細長いグラス、フルートグラスがお奨めです。反対に重くタンニンと香りが豊富なワインは、大ぶりで丸みを帯びたボルドー等が良いでしょう。




ブルゴーニュ：

酸味が強く、適度にタンニンを含んだアルコール度数12.5％以上のブルゴーニュワインに最適。
果実のリッチな味わいを引き立て、また強い酸味を和らげます。
大きなボウル部分は、ワインのもつアロマのニュアンスを逃しません。

ワイングラスをいくつか揃えるとしたら？

1,シャンパーニュ用の細身のタイプ。
2,重いしっかりした赤ワイン用に、ボルドーといわれる大きく丸みを帯びたタイプ。
3,薫り高い赤・白に、ブルゴーニュといわれるボルドーよりも丸いチューリップ型のタイプ。
4,白ワインや軽い赤などに、少し小さいのボルドー・ブルゴーニュのようなタイプ。

上記の4種類ぐらいあればいいですね。産地や品種により、味にもかなり差がありますので、グラスの名前で選ぶのではなく、自分が飲むのにあったグラスを見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。


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