ガソリン代も少し安くなりました!と言っても、まだまだ高いですね。離島が多い長崎県は相変わらず全国トップクラスの値段です。
今回は、ガソリン代の節約に関する車の知識をご紹介したいと思います。皆様のお車の燃費向上に、ご参考にでもなれば幸いかと存じます。
努力で出来る燃費向上!
いろいろと試してみましょう!!!!!
①トランクなどの不要な荷物を降ろす。あなたの車のトランクの中など不要なものが一杯入っていませんか?
約10㎏の荷物を積んで1,000km走ったとするとガソリンを余計に約400cc消費します。燃費10km/ℓの車では、4kmも走れる量なんですね。
たとえば、年間約1.2万km走行する人だと、48km 4,8ℓを無駄にしていると言えます。
②こまめにエンジンを切る。(アイドリング時間を減らす)一般の普通車では、約10分で約140ccのガソリンを消費しています。燃費10㎞/ℓの車だと約1,400mも走れる燃料の量なんです。お買い物にお店に寄ったとき、子供さんの送り迎えの時の待ち時間などエンジンをかけたままでいませんか?気づかないうちに、皆さん結構やってるもんですよね。
(1日10分の不要アイドリング節減。1日140cc×30日=4.2Lの節約)
③タイヤの空気圧を適正かどうかをチェックする。空気圧が低いとタイヤと路面の抵抗が極端に増えます。適正な空気圧より、0.5気圧少ない状態で、50㎞走行したとします。燃費10km/ℓの乗用車で、ガソリン130㏄の燃料を損しているんです。(ちなみにこの燃料で約1,300m走れます。50kmで1.3kmも違うってことなんです。)
1ヶ月に1000km走る人は、2,6ℓ損してると言うことなんですね。
国産車は概ね1.8~2気圧が多いようです。プジョーは2.1~2.5気圧です。運転席のドアキャッチもしくは、ドアの蝶番あたりにタイヤ空気圧適正数値が書いたシールが貼られています。ご確認ください。
*ガソリンスタンド任せの方は、この適正数値を必ず言ってください。2.0気圧で入れられている方が多数見られます。尚、走行してタイヤが温まっている場合は、+0.3気圧入れてください。
この1~3を実行したとして、1ヶ月 1000km走行する人が年間で節約出来るガソリン代は・・・・・
① 400cc×12ヶ月= 4.8ℓ
② 4200cc×12ヶ月=50.4ℓ
③ 2600cc×12ヶ月=31.2ℓ
年間の節約可能燃料=86.4ℓ
レギュラーガソリン代175円/ℓ×86.4ℓ=15,120円
ハイオクガソリン代185円/ℓ×86.4ℓ=15,984円
なんと1万5~6千円の節約になるんです!!!
○ 燃費を上げる走り方1, 急発進、急加速, 空ぶかしは、極力避ける。
MT車は、早めのシフトアップを心掛けましょう。プジョーのAT場合、ティプトロがついている車両は、主導操作で早めのシフトアップをすると効果的です。
2,急ブレーキやブレーキのかけ過ぎに注意!
急ブレーキやブレーキの多用は、それだけ加速する回数が多い!ということになります。ですので、イメージとして、加速したら、出来るだけ車を転がらせる!惰性で走る?と思っていただけたら解りやすいでしょうか。
3,燃費が良い速度
高速道路では、時速80~100kmが一番燃費が良いといわれています。また、一般道路なら時速40~60km程度の一定速度で走るのが、経済的な走り方といえるでしょう。もちろん、車の流れに沿った運転をしていただくことは必要です。スピードの出し過ぎは控えましょう。燃費よりも、交通違反の罰金の方が痛いですから。
4,エンジン音の静かな速度域で走る(燃費走行の運転)
走っているときのご自分の車のエンジン音を聴いてみてください。
エンジンの音がかなりうるさくなっている時は、正直言って、燃費が悪いとお考え下さい。また、反対にエンジンの音が静かな時!この時こそが、“スムーズにエンジンが動いている!”すなわち、燃費が良い状態のなんです。
先ほどの燃費速度での速度の目安を書きましたが、車によって燃費速度は異なります。一番エンジンが静かに走っているとき。エンジン音、車の振動が一番感じられない時。それが、その速度域で一番燃費良く走っているときなんです。カーステレオなどを切って、耳をすませて見てください。必ず耳と体(お尻と背中)で誰でも感じることができるはずです。さまざまな道路条件のそのなかで一番その時を近く感じるところ。当社のPN-Eco-Projectでいう「転がる」という感覚!実際に、このような時は、エンジンの音はほとんどしなくなり、ロードノイズ(タイヤの音など)ぐらいしか感じなくなるところが必ずありますから・・・。(平坦なところを走行するとわかりやすい)その速度状態を維持することが、もっとも燃費を稼ぐ方法なんです。ぜひ、ご体感あれ・・・!
5,その他
・オイル交換を定期的にちゃんと行なう。
・エアコンの過度の使用は避ける。
・ガソリン メーカー(スタンド)の違いでも、燃費が違う!
・ガソリンは、朝一に入れる。昼間~夕方は暑さで地下に埋蔵されているガソリンが熱で膨張している?可能性がある為です。
ひとつひとつは小さい数字ですが、コレを一つにすると、一体どれくらいの節約になるんでしょうね?コレも立派なエコへの参加かもしれませんね。
いろいろと書いてみましたが、皆様の燃費向上にとりまして、少しでもご参考になればと思いご紹介させていただきました。私自身の主観的な所もありますが、ご了承ください。
さあ、燃費向上にチャレンジ!&エコ運転!