今年のル・マン 24時間も終わりました。
残念ながら優勝を Audi TDI R10 に譲ったものの、2-3フィニッシュ。特に7号車は、チェッカーフラッグが振られるまで同一周回という大接戦でした。
個人的に応援していた8号車のFAPは、残念ながら5位。トップを走っていてのミッショントラブル、そしてオーバーヒート。さらには、走行中に鳥がヒットするという前代未聞のトラブルのおまけつきでした。それでも、5位まで順位をもどしたのはさすがだと思います。
一方、Audiはというと淡々と周回を重ね、計画通りの走りが出来ていました。ピットイン回数が物語ります。(詳しくは、Libo でどうぞ)
終始、安定感を持ち続けたアウディー。ドライバーはもちろんのこと、完璧なマシンを提供および支え続けたピットクルーおよびスタッフの皆様に最高の賛辞を送ります。
また、プジョー陣営のすべてのスタッフの皆様もお疲れ様でした。今回、908の24時間挑戦は2年目。アウディとは経験の差だったのかもしれません。マシンとしては、速度は908、安定感はアウディ。安定感を手に入れれば、来年は1-2-3も確実に手に入れることができるでしょう。
ル・マンシリーズもあと残り3戦。開幕3連勝を飾っているプジョー908HDi FAP。この悔しさをせめて、全勝で飾ってもらいたいものです。