スタッフブログ

久しぶりの投稿です。

1990年、長崎旅博の時に飛来したコンコルドです。

しかも、エールフランス機！！

現在は退役しましたが、現在はパリのシャルル・ド・ゴール空港に飾られています。

---

◎ コンコルド（Concorde）

この飛行機はフランスのシュド・アビアシオンとイギリスのBACとによる共同開発で出来た超音速旅客機（SST： supersonic transport）で、1969年3月1日に初飛行を行い、20機（原型機4機含む）製造されています。高度5万5千～6万km。通常の旅客機の約2倍の高高度をマッハ2.0で飛行するというものでした。完成当初は話題を集め受注は順調かに見えたのですが、ソニックブームなどの環境問題や輸送コスト面、さらには開発の遅れによる機体の価格の高騰などを受け、エールフランスとブリティッシュ・エアウェイズの2社だけの運営となっています。

飛行コスト面でも営業が厳しい状態が続いた中、記憶に新しい2000年7月25日の墜落事故。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロのあおりを受け、2003年5月にエールフランスが営業終了。そして、同年10月24日にブリティッシュ・エアウェイズの営業飛行が終了となっています。

独特のオージー翼をもったこの機体は、フロントノーズが着陸時にパイロットの視界を確保する為に下がるなど、超音速を追求したデザインとなっており、今もなおファンの心に残っている機体でもあります。

また、日本にも数回飛来しています。その内、写真のように第2種空港としては「長崎空港」に、日本唯一着陸しています。その時の貴重な写真が、今回の投稿写真です。

---

いや～懐かしい写真ですね。コンコルドが長崎に来て、もう20年も前のことになるんですね。月日の経つのは早いものです。その時は、残念ながら、見に行くことが出来ませんでしたが、長崎では大騒ぎでした。空人さんの解説通り、パリのシャルル・ド・ゴール空港に確かにありました。私どもも見ましたよ！感動でした。

貴重なお写真を頂きまして、有難うございました。