プジョー長崎
 

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Peugeot 908 HDi FAP in セブリング12h
[2010/03/27]
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セブリング12h Peugeot 908 1-2
昨年のル・マン24hでの1-2フィニッシュ、その後のミニ ル・マンでも1-2フィニッシュを決めたプジョー。2010のル・マンシリーズももう始まっています。

今年のPeugeot 908HDi FAP の仕上がりはどうでしょうか?

すでに、今年の24時間も出場を正式に表明しているプジョースポールですが、今年からレギュレーションが変更となっています。

あまりにも強すぎるディーゼル勢(プジョーとアウディ)。その為、ガソリン勢がディーゼル勢と戦えるレベルまで下げるようレギュレーションの変更が行われています。

プジョー908HDi FAPとすれば、実に約40馬力ものパワーダウン(エアリストラクターが38.3mmから37.8mmに縮小され、ターボのブースト圧も2.75barから2.59barまで下げられた)を強いられました。プジョーはこれに対応するため、エンジンのフリクションロスの減少と潤滑系の見直しと、吸排気バルブの改良により燃焼効率をアップさせています。その為、ボディーは大幅な軽量化を実現しています。
 
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そして、今年のル・マン24時間は、3台の出走が決まっています。そして、ナンバーは!No.1、No.2、No.3となっています。(前回はNo.7、No.8、No.9)

ドライバー・ラインナップについては、ルマン24時間レースにおいては。。。

No.1:マルク・ジェネ、アレキサンダー・ブルツ、アンソニー・デビッドソン
No.2:ニコラ・ミナシアン・フランク・モンタニー、ステファン・サラゼン
No.3:セバスチャン・ボーデ、ペドロ・ラミーにサイモン・ペジノ

また、プジョー908の雄姿が見れるのも今季限りであるとの話が。。。今年こそは、905の時のように908で、ル・マン24h 1-2-3フィニッシュを見たいものです。(1-2では物足りない?笑)

というところで、今年の908の仕上がりはどうなんでしょうか?

先日の3月24日にアメリカでセブリング12時間レースが行われ、プジョー908HDi FAP は2台!出走しています。
 
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2010年 03月 24日

セブリング12時間レース
プジョーのワンツー・フィニッシュでルマン本番に向け確かな手ごたえ


(2010年3月20日-プジョー・スポール発)

6月のルマン24時間レースを視野に入れ、その準備としてフロリダに飛んだチーム・プジョー・トタルは、数々の貴重なデータに加え、レースの結果でも1位、2位という記念すべき成績を残して水曜日に帰国します。これでプジョー908HDi FAP のワンツー・フィニッシュは3回連続となり、同時に1952年の初開催以来、セブリングで優勝した初のフランス車という栄冠も手にすることになりました。

チームメイト(ブルデー/ミナシアン/ラミー組)がドライブする08号車を従えてフィニッシュする07号車(ウルツ/ヘネ/デイビッドソン組)
グリッド最前列からセブリング12時間の決勝をスタートした2台のプジョー908 HDi FAP は、激しいレース展開や次々と現れる周回遅れ、セーフティカーによるコース・コーションなどがあったにもかかわらず、終始離れることなく周回を重ねました。

些細なメカニカルトラブルによるペースダウンもなくレースを終了しましたが、チームはその後もフロリダに残り、マシンの信頼性をさらに高めるべく月曜日と火曜日にテストを行う予定です。

レース中、2台のマシンは1回のパンクと2回のスピン、そしてそれぞれのピットストップのタイミングの違いだけ、という結果でした。12時間のレースが終りを迎えようとしていた瞬間、No.7を猛追していたNo.8がスピンしトップ争いに決着。先頭をきってチェッカーフラッグを受けたのは、コースを367周していたマルク・ヘネ/アレクサンダー・ウルツ/アノソニー・デイビッドソン組の07号車で、その直後にチームメイトであるセバスチャン・ブルデー/ニコラ・ミナシアン/ペドロ・ラミー組の08号車が続きました。

2009年のルマンと昨秋のプチ・ルマンに続き、このセブリング12時間でも1位と2位を独占したことで、プジョーのワンツー・フィニッシュは3回連続となりました。さらにフランス勢として、格式と伝統を誇るこの米国のレースで初の優勝を達成しただけではなく、11年間に及んだドイツ車の支配に終止符を打った瞬間でもありました!

◎ 激しいレース展開
ソフト・タイヤを履いた07号車は、アレクサンダー・ウルツが乗り込みスタート。ミディアム・タイヤを履いた08号車のドライバー、セバスチャン・ブルデーがそのすぐ背後からプレッシャーをかけますが、ウルツは動じません。途中、ミディアム・タイヤを履くE.ピロのローラが、2台のプジョーの間に割って入ります。

これによってアドバンテージを得たのは08号車で、レースの主導権を握ると、2スティントを1セットのタイヤで走りきるという作戦に出ました。先頭を走るブルデー/ラミー/ミナシアン組のリードは、4時間が経過した直後にデイビッドソンがスピンしたことでさらに広がります。しかし、07号車は6時間が経過する頃には遅れを取り戻し、ピットストップのタイミングによって2台のプジョーはその順位を再び入れ替えます。

その後、08号車が給油後にトップに躍り出たことで、順位はまたも変動。その後もドラマは続き、262周目に先頭のマシンの左リア・タイヤがパンクし、順位を1つ下げます。これによってトップに返り咲いた07号車がゴールまでその順位をキープ。ラスト30分、セバスチャン・ブルデーが最後の賭けに出ますが、スピンを喫し、順位を入れ替えるには至りませんでした。

結局、イギリス人ドライバー、デイビッドソンがチェッカーフラッグを受け、2009年にルマンを共に制したアレクサンダー・ウルツ、それにセブリング初体験だったマルク・ヘネと勝利を分かち合いました。その直後に08号車もゴールしたことで、908 HDi FAP がワンツー・フィニッシュを達成。レース中の最速タイムはセバスチャン・ブルデーが記録しました。

チームはレース終了後もセブリングに残り、月曜日と火曜日にはマルク・ヘネ、アンソニー・デイビッドソン、シモン・パジェノーによる耐久テストを行う予定です。
 
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◎ メンバーのコメント
オリビエ・ケスネル:
「ここでの仕事は、いくつかの開発作業の成果を確認することでしたが、その目的は忠実に達成されました。めぼしいライバルはいませんでしたが、われわれは華々しい成果をおさめたと思いますし、チームオーダーを出したのは最後のピットストップの後、残り30分になってからだけです。とても緊張しましたが、得るものも数多くありました。信頼性がル・マンで重要な役割を果たすことは確実ですが、2台の908HDi FAPはどちらも時計のように正確無比に動いてくれますし、給油作業やレース戦略、チーム全体の働きも抜群に良かった。
このレースの優勝マシン名簿に、フランス車の名前を刻むことができて嬉しく思っていますし、これで908は主な耐久レースをすべて制覇したことになります。確かな手ごたえを得られる結果に終わりましたが、勝って兜の緒を締めよと言いますからね…」

アンソニー・デイビッドソン:
「個人としてもチーム・プジョー・トタルにとっても素晴らしい結果を得ることができました。
908をドライブできて、始終ご機嫌でしたよ! レースが接戦になったのも良かったし、このチームでのデビュー戦を勝利で飾れたのですから言うことなしです。全力を尽くしてくれた皆に感謝したいですね」

アレクサンダー・ウルツ:
「1位と2位なんて、プジョーにとってもこれ以上は望みようのない結果です。最後のピットストップが終わるまで、勝負の行方はわからなかったので、最初から最後まで、全力で走りました」

マルク・ヘネ:
「ドライバーとチームの全員のどちらにとっても、ルマンに向けて最高の予行練習になりました。難しいコースで周回遅れをどう抜くか、今回のレースでコツがつかめました…」
 
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【最終結果】
1位 プジョー908 HDi FAP 07号車
(デイビッドソン/ヘネ/ウルツ) 367周 12時間54.362秒
2位 プジョー908 HDi FAP 08号車
(ブルデー/ラミー/ミナシアン) +13.817秒
3位  ローラ・ジャッド(ムック/プリマー/フェルナンデス) +  3周
4位  ポルシェRSスパイダー(ピケット/グラフ/マッセン) +14周
5位  ホンダ(パジェノー/ブラバム/フランキッティ) +18周


レース中の最速タイム:S.ブルデー(1分44,972秒)

プジョー・シトロエン・ジャポンでは、6月12日(土)、13日(日)に開催される「ル・マン24時間耐久レースに向け、今後もプジョー・スポールの活躍を発信して参ります。


提供元:プジョーシトロエンジャポン