映画でも有名なこの言葉。
これは、1927年5月にニューヨークからパリまでの約580kmに及ぶ太平洋無着陸横断飛行を33時間かけて成功したリンドバーグお馴染の言葉ですよね。
そのパリの灯というものは、エッフェル塔を指して言ったという話があります。また、丁度その時のエッフェル塔にはCITROËNの宣伝広告としての電飾が施されており、リンドバーグはその灯りを観て言ったんだそうだとか。。。
実際には、本当かどうかはよく解りませんが、私がパリに行った時にでもガイドの方からこの話を耳にしました。
で、このリンドバーグ。「世界で初めてこの太平洋着陸横断飛行を行った!」と言われていますが、実際はどうだったのでしょうか?
ちょっと調べてみると面白い話がありました。
どうも、このリンドバーグが世界初の!と名乗るのには条件があるようなんですね。
というのは、大西洋横断だけで言うと世界初は、ドイツやイギリスの「飛行船」があります。当然、飛行船が先ですよね。人数にして60人以上。。。(笑)
さらには、リンドバーグが行った8年も前には「ジョン・オルコック大尉(英国人)」と「ホートン・ブラウン中尉(米国人)」の2人組が北大西洋の無着陸横断飛行に成功しているという事実があるのです。
じゃあ、リンドバーグの世界初!っていうのは?
リンドバーグは、「単独飛行」をニューヨーク~パリという大都市間で達成したのが世界初の快挙だったそうなんです。当時は、距離よりもどれだけ長く飛ぶことが出来るか?が重要であり評価されていた時代で、「33時間」という時間が高く評価されたんだそうです。
さらに、マスコミの前で行って成功したことがリンドバーグを有名にした理由の一つといえるそうなんですねぇ~。これもまた、面白いエピソードなんでしょうか。。。(笑)