プジョー長崎
 

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ヨーロッパ車にハイオクを入れる訳!?
[2009/11/02]
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ガソリンには「ハイオク」と「レギュラー」の2種類があります。一体、どう違うのでしょうか?

また、日本車には、ハイオク仕様車やレギュラー仕様車なんてありますが、ヨーロッパ車ではあまり聞いたことがありませんよね。っていうか、プジョーを始め殆どのヨーロッパ車はハイオク仕様!なんて言われています。

なぜなんでしょうか?そんな疑問に今日はお答えします!
 
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まず、最初の疑問にお答えします。

『ハイオク』とは、「High Octane Number」 と横文字で書いたらこうなります。要するに『高オクタン価』の略なんです。

そこで、オクタン価って何?なんて思われますよね。これは、粘度を表す単位で簡単に言うとノッキングがしやすいかどうか?なんて考えることが出来ると思います。要するに、「オクタン価が高ければ高いほどノッキングを起こしにくいガソリンである!」と言えるんですねぇ~。

日本工業規格(JIS)では、オクタン価89以上がレギュラーガソリン。オクタン価96以上がハイオクガソリンである!と定められています。ですので、ハイオクガソリンの方がオクタン価が高いのでよりノッキングしにくいガソリンであると言えます。

しかし、日本車の場合はレギュラー仕様車にハイオクガソリンを入れてもほとんど意味がありませんのでご注意を!これは、エンジンの圧縮比との関係もあります。エンジンそのものがハイオクの圧縮比と違うからなのです。ハイオクを入れると燃費が良くなった!なんてことも以前の職場(マツ○○石油)でお客様から聞いたことがありますが、恐らく添加剤などを併せて入れているとか、価格が高いためアクセルワークが優しくなった?(エコ運転)などの影響ではないかと考えます。

あるTV番組で、ハイオクガソリンが販売された頃の特番で検証では、「レギュラー仕様エンジンで100km走って、数百メートルしか燃費が伸びなかった。反対にハイオク仕様エンジンにレギュラーガソリンを入れたら5%以上燃費が落ちた。」なんて実験結果があったのを記憶しています。ですから、国産のハイオク仕様車にレギュラーを入れるのはお勧めできません。これもエンジンの圧縮の設計が違うため、思った以上にパワーや燃費のロスにつながるのでご注意ください。(笑)
 
左:EP6DTS型 右:EP6DT型
◎ ヨーロッパ車はなぜ?ハイオク仕様車なのか?

これは、まず、レギュラー基準といわれるオクタン価が、91以上となっている為なのです。ですので、日本車では89以上となっているので少しだけ足りないのです。

ですので、ヨーロッパ車はハイオクガソリンを入れてください!なんてお願いをするんですね。緊急の場合は、レギュラーでも可能ですが。。。なんて言葉になるんですね。

これも、日本のガソリンスタンドでのレギュラーガソリンの質のバラツキがある為、ヨーロッパ基準に到達するレギュラーガソリンはどのガソリンスタンド?なんて解らないからなのです。違うメーカーでも輸送所の問題もあり同じガソリンが実際に入ってたりする場合もありますので。。。

何はともあれ、プジョー車はヨーロッパ仕様(当然ですが。。。笑)ですので、ハイオクガソリンをお入れ頂くことをお勧め致します。



ガソリンスタンドで「当店は、オクタン価91%以上のレギュラーガソリンです!」なんて信頼できるお店でそんな看板があったら別ですけどねぇ~。私もそのガソリンスタンドに一直線で走るかもしれませんね。(笑)