アクセスマップ

プジョー長崎

住所〒859-0401
長崎県諌早市多良見町化屋1870
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TEL0957-27-2233

営業時間10:00-18:00 

定休日毎週水曜日、第1・第3火曜日 (但し、年末年始・GW・お盆期間は定休日以外にもお休みを頂く場合がございます)

アクセス方法*多良見IC・長崎バイパス(多良見)を出て諌早方面へ車で約5分。
もしくは諌早ICから、長崎方面へ車で10分。
(国道34号線沿い)

*JR喜々津駅から国道長崎方面へ徒歩5分。

*慈恵病院バス停

スタッフブログ

新上五島町 奈良尾郷

[2009/07/02]L'avis du lion.【ライオンの囁き】   Club PN
新上五島町 奈良尾郷
オラが自慢の故郷コーナー

旧奈良尾町マーク今回は、新上五島町奈良尾郷(旧南松浦郡奈良尾町)をご紹介したいと思います。こうして記事を書いてみると、オラが町もホントに良い町だと今さらながら想いますね。
皆さんぜひ、奈良尾へお越しください!
五列島は大きく3つに地区でよく呼ばれています。一般的には、上五島・中五島・下五島(福江島)と言われています。

旧南松浦郡 奈良尾町は市町村合併前までは、中通島の有川町や上五島町と同じ島なんですがなぜか中五島と言ってました。ですから、高校も中五島高校と言います。

九州商船
市町村合併により、新上五島町となり、中通島が一つの町になったんですねぇ~。

また、奈良尾直行の海の便としては、ジェットフォイルとフェリーがあります。(九州商船:長崎港 大波止)

*佐世保からは奈良尾直行はありませんが、佐世保港からと福岡からの便が上五島や若松にあります。上五島からバスで約1時間。(九州商船:佐世保港~上五島)
新上五島町 奈良尾郷
奈良尾といえば、昔から漁業が主な産業です。

最盛期の時は、年間300億の水揚げがあり、大型まき網船を擁し、遠洋まき網の世界一の漁港基地とも言われていました。昔はかなり栄えていたんですねぇ~。(今は国の政策により、船団が減り、ほんと淋しくなりました)

網揚げ船員の休みとなる月夜間(つきよま:月の光が冴える旧暦13日から19日までの日・満月と言った方がわかりやすい?)になると、船団が一斉に奈良尾港に帰って来て、それはそれは港や町が大賑わいでした。

船団が帰って来た時の港で特に印象的なものは、町に残っていた人たち(奥さんたち)が、「おかえりなさい」って大きな横断幕をみんなで手に持って、船が奈良尾港に帰ってくるのを波止場で出迎えるんです!漁師の人たちは、真に命がけの海から帰ってくるのですから。。。(涙)

この光景を船の上から見たときは、感動でしょうね。出航する時は、反対に「いってらっしゃい」などいろいろな横断幕がありました。(誉)
新上五島町 奈良尾郷
奈良尾の食べ物!それは、とにかくうまい!

町民の方々の料理の材料には妥協しない姿勢には圧巻です。味付けとしては、長崎県の中でも全体的に甘い味付けが特徴でしょうか?特に奈良尾特製の新鮮な海の幸が入った皿うどん(パリパリの細めん)が超~うまい!出前でとると、ちゃんとソースも昔ながらの栄養ドリンクのビンに入ってくるのです(笑)。

かんころ餅と豆ようかんまた、五島名産のかんころ餅にも多量の蜂蜜を投入したり、豆ようかんなどなど。。。いろんなものに砂糖(当時は高級品だった?)をフンダンに使った郷土料理が多いと感じます。

また、奈良尾独特の「鯵の生寿司」。魚(アジ)が一匹丸ごとドカンと使われます。もちろん尾頭付き!アジのお腹に寿司を詰め込んだ!って感じです。子供の頃は、尾頭付きってのが見た目がちょっとって感じであまり好きではなかったのですが、年をとったんでしょうか(笑)?

これがまたうまい!とにかく「食」に関しても贅沢な町といえます。
奈良尾にある観光の中でも自慢すべきものは、まずアコウの樹。

あこう樹奈良尾神社に通じる道を、まるで天然の鳥居の如く、跨ぐように生えています。

その下を潜ると長生きするとか。町中にそびえるアコウの樹の姿には圧巻です。このアコウの木は、樹齢650年ともいわれ、日本で一番大きい「アコウの樹」。昭和36年に国の天然記念物にも指定されている立派な木なんです。平成2年には、新・日本名木百選の木にも認定されました。

幹まわり約12m・高さ約25m。地上約7mのところから支柱根がわかれています。

私的には、この神社の境内で、夏休みはラジオ体操をしてました。懐かしい思い出です。


当然ながら、五島というと「海」。

奈良尾には高井旅海水浴場(TOP画像)という自慢すべき砂浜があります。小さい頃は、さくら貝をよく拾ったものです。その他にもたくさんの貝殻。

この海水浴場は、同じ五島の福江島にある高浜海水浴場(日本一の海水浴場に選ばれた)を抑えて、長崎県で一番きれいな海水をもつ海水浴場に選ばれたこともあるのです。上五島では、蛤浜と二分する人気です。今では、トライアスロン大会も開催されており、マリンスポーツなども楽しめるような施設もあります。

米山展望台米山。この米山の展望台からは、素晴らしい五島の景色を見ることができます。朝日が海から上り、夕日が海へと沈んでいく。そんな時を忘れてしまうような素晴らしい五島の風景が楽しめます。

また、奈良尾には温泉もあります。宿泊施設も整った奈良尾温泉センターでは、塩分をふんだんに含んだ温泉があります。この温泉は、五島の海の自然を育み、潮の香りがします!

旅館に泊まって、五島ならではの魚料理を食べて、温泉につかり、ゆっくりと時間が過ぎていくのを感じるようなそんな町。皆さん!夏の思い出作りに新上五島町の奈良尾を訪れてみてはいかがでしょうか?奈良尾だけではなく、中通り島には隠れキリシタンの教会や日本三大うどんの五島うどんもあります。

次の機会にでも、奈良尾の町民の方々の漁業の歴史や生活をご紹介します。
協力: 上五島観光協会
長崎県南松浦郡新上五島町有川郷428-31 TEL.0959-42-0964

観光地:
あこう樹、米山展望台、イベント公園、ふるさと観音公園、奈良尾温泉センター、高井旅海水浴場、福見教会、芦山の滝、マリア像 など

特産品:
あこう巻き、かまぼこ類、手延べうどん、スルメ、魚加工品、かんころ餅、漬け物、いせえび など