ご報告が遅くなりました。
先月3月19日(予選)、21~22日(決勝)が行われたALMS(アメリカ・ル・マン・シリーズ)開幕戦セブリング12時間のレース結果のお知らせです。
プジョーは、今年のル・マン24時間に参戦することを2月に発表しています。しかし、LMS(ル・マンシリーズ)に関しては、スポット参戦ということになったことは以前ご紹介いたしました。そのスポット参戦での初戦となるALMS(アメリカン ル・マンシリーズ)開幕戦フロリダのセブリング(Sebring)で3月19~22日に行われました。
今回の見どころは、改良型Peugeot 908 と、新型AudiのR15 TDIとの一騎打ち。
パワーダウンをしたPeugeot 908 。
Audiの新型との攻防はいかに!
結果としては、残念ながらAudiに敗れる形となりました。R15の出来は素晴らしく、2位/5位にPeugeot908という結果に終わっています。
優勝:Audi Sport Team Joest (12h00m38.638s)
R.カッペロ/T.クリステンセン/A.マクニッシュ組のアウディ R15 TDIがデビューウィンを達成。
2位:Team Peugeot Total(+22.279s)
S.サラジン/F.モンタニー/S.ブルデー組のプジョー 908 HDI FAP。
3位:Audi Sport Team Joest
はL.ルハー/M.ロッケンフェラー/M.ヴェルナー組のアウディ R15 TDIでした。
Team Peugeot Total の N.ミナシアン/P.ラミー/C.クリエンのもう一台のFAPは5位でした。
PPスタートだったアキュラ ARX-02aのG.ドフェラン/S.パゲノー/S.ディクソン組はサス・トラブルで18位に終わっています。
今年の24時間に向けて、パワーダウン(約10%)やスポイラー変更などをしているFAP。LM24に向けての調整なんでしょうが、これは、強敵なライバルAUDIとの戦いに、黄色信号が灯ったと言って良いのかもしれません。