アクセスマップ

プジョー長崎

住所〒859-0401
長崎県諌早市多良見町化屋1870
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TEL0957-27-2233

営業時間10:00-18:00 

定休日毎週水曜日、第1・第3火曜日 (但し、年末年始・GW・お盆期間は定休日以外にもお休みを頂く場合がございます)

アクセス方法*多良見IC・長崎バイパス(多良見)を出て諌早方面へ車で約5分。
もしくは諌早ICから、長崎方面へ車で10分。
(国道34号線沿い)

*JR喜々津駅から国道長崎方面へ徒歩5分。

*慈恵病院バス停

スタッフブログ

自動車メーカー世界最古の Peugeot

[2008/09/03]L'avis du lion.【ライオンの囁き】   Club PN
自動車メーカー世界最古の Peugeot
ご存知でしたか?

プジョーは、世界で一番古い!自動車メーカーなんです。
自動車の歴史を語る際に、しばしば出てくるお話ですが、「ダイムラー?ベンツ?じゃないの?」って思っている方もたくさん居られると思います。

ダイムラーやベンツのその頃の製作は、言わばワン・オフ。一品製作の域を出ない状況だったんです。

今回は、その世界で最古のメーカーがプジョーであるという事をご説明したいと思います。
自動車メーカー世界最古の Peugeot
Peugeot Type 2 (クアドリシクル)

1889年、プジョーは、トリシクル(Tricycle)いわゆるTYPE1を誕生させ、プジョーの車の歴史は、スタートします。その頃の車造りは、ワン・オフの生産で、1台づつ造っていたんです。

このモデルは、前輪1輪、後ろ2輪のいわゆる3輪車。鋼管を組み合わせたシャシーの後ろに石炭炊きの高圧ボイラーを取り付けて走る車でした。しかし、アルマン・プジョーは、次世代のエンジンは、ガソリンエンジンであるという事にいち早く、その年のパリの展覧会で目をつけていました。

565ccのV型水冷2気筒 通称 フェニックス


そのガソリンエンジンは、工作機械メーカーのパナール・ルバッソール社が、ドイツ/ダイムラー社からパテントを買い製造したものでした。その博覧会中に、なんと、アルマン・プジョーは、同社のエミール・ルバッソールにプジョーの車体に搭載し、ガソリン自動車の提案を行っています。もちろん、この話はとんとん拍子に進み、さらにアルマンは、このパナール・ルバッソールが製造するガソリンエンジンの供給先は、プジョーのみであるという約束までも手に入れたのです。


こうして、プジョーは、ガソリンエンジンを搭載した自動車の製作に取り組むこととなりました。そして、完成したのがトリシクルと違い4輪の「クアドリシクル(Quadricycle)」正式名称「TYPE 2」なのです。2人乗りで、シャシーは、鋼管をベースとしたトリシクルと同様のもので、運転席の下にエンジンを搭載したこの車は、冷却水がチューブ内を通る方式が特徴の565ccの水冷V型2気筒、最高出力2HP/1000r.p.m。駆動は、2組のチェーンにより、後輪を動かし、最高速度は、18km/hを記録しています。ボディーサイズとしては、全長2300mm×全幅1350mm×全高1450mm。
自動車メーカー世界最古の Peugeot
○ 世界最古のメーカー プジョー

当初、1台だけ造られたクアドリシクルなんですが、アルマン・プジョーが、このクアドリシクルの出来に満足したため、ダイムラー・エンジンを追加注文。そして、4台のクアドリシクルを造り、合計5台を製造したことになり、ダイムラーやベンツなどとは違い「量産した」と言うことで、世界初(1891年)の「メーカー」となるんです。(同年、同じフランスのメーカー「パナール」も6台生産しています)

Fhéton翌年、同じエンジンを積んだ4人乗りのクアドリシクル(TYPE 3)、1892年には、前後向かい合わせの2座席づつの配置としたビサビ(TYPE 4)を発表。

さらに全てのシートが進行方向を向くフェートン(Fhéton)、後部座席が幌のビクトリア、自動車そのものの意味を持つボワチュール、現在のワゴンのルーツといえるブレーク、バスの原型となったオムニバスなどさまざまなモデルを発表していきました。