ゆでたまご。今のシーズンからは「おでん」なんかでは定番と言える卵料理でもあります。お手軽に茹でるだけで出来あがるので皮を剥いて塩をかけて食べるゆでたまごは重宝しますよね。
ところで、コンビニエンスストアでも「ゆでたまご」は販売されています。
そこで。。。?
「味付き ゆでたまご」って思うのですが、食べてことのある方はお分かりかとおもうのですが、黄身にちゃんと塩味がついていて、白身の方は塩味がついていないような感じがします。
黄身にちゃんと塩味ですよ?一体、どうやって作ったのでしょうか?不思議に思いませんか?卵を調べてみても注入口と思われるような穴はどこにも空いていません。う~ん。
ということで、この「塩味付き ゆでたまご」の作り方をご紹介してみます。うまく作れたらお慰み!!!(笑)
まずは、たまご。そのたまごの殻には無数の小さな穴が空いています。たまごですので、中の黄身部分も呼吸ができるようになっているのです。味付きたまごは、その小さな穴から食塩水や出汁などを吸収?浸透?させて味付きたまごとして完成させているのです。
では、どうやって作るのでしょうか?
簡単に言うと、茹でたてのたまごが熱いうちに冷たい飽和食塩水(水に食塩を溶かし続け、食塩が溶けなくなって残るようになった状態)につけるのです。一般の家庭で作る場合はその食塩水に一晩ぐらい浸けておけば塩味のついた味付きたまごが完成します。ですので、この作り方は、温度差を利用して浸透圧で作ってるということになります。まあ、工場では圧力を併用して短時間で浸み込ませているようなのですが。。。
というところで、塩味付きたまごのレシピを。。(笑)
① まず、たまごに水がかぶるぐらいの水をお鍋に入れ、たまごと塩(小さじ2杯程度)を入れて火をつけゆでたまごを作ります。
② フタ付き(圧力を増す為に)の容器にたまごが同じようにかぶるぐらいの飽和食塩水を作り、ゆでたばかりのたまごを熱いうちに急いで入れてフタをします。ある程度たまごが冷えてきたら、そのまま冷蔵庫にいれます。
③ そして、一晩、放置。。。。(笑)
すると、塩味付きゆでたまごの完成です。
まあ、こんな感じでしょうか?また、塩酸にたまごをつけて、あらかじめたまごの穴を広げておく!って奥の手もあるようですが、まあ、そこまでは。。。ですよね。
その他の味付きたまごも殆ど同じような作り方ですので、いろんなものを試してみても面白いかもしれません。おべんとうに持たせる!っていうのにはちょっと嬉しかったりするものかもしれませんね。
しかし、塩の量がかなりいるのがタマにキズでございます。ですので、手間もかかるし塩代もかかるので、コンビニなんかではちょっと良い値段の茹たまごになっているんです。