プジョー長崎
 

スタッフブログ

前へRelated次へRelated
Peugeot RCZ ②
[2010/09/21]
Club Peugeot Nagasaki 事務局.jpg
RCZ②.jpg
前回の Peugeot RCZ のスタイリング編に続き、今回は、RCZの動力性能に関してご紹介してみようと思う。

◎ Peugeot RCZ の動力性能

まず、欧州においてのRCZにはEP6系ユニットである1.6ℓ直4、1.6ℓ直4ターボ(KKK製:過給機・高過給機の2タイプ)の直噴ガソリン。そして、2.0ℓ直4ターボ直噴ディーゼルの3種類のエンジンが搭載されている。しかし、日本に上陸したRCZに搭載されているパワーユニットは1.6ℓ直4ターボの直噴ガソリン(200psと156psの2タイプ)で、1.6自然吸気ガソリンエンジンとディーゼルエンジンは導入されていない。まあ、ディーゼルエンジンが導入されない訳は皆さんがご承知のことだろう。

日本仕様の156psのタイプにはアイシンとプジョーで共同開発されたトルコン6ATを搭載し、200psのタイプには6段M/Tの搭載となっている。
RCZ③.jpg
では、走りの方はどうだろうか。

まず、200PS/6MTのRCZは、走り出してアクセルを開けるとサウンドシステムというエグゾーストノートの演出装置により、心地良いサウンドとして聞こえてくる。このサウンドを聞いて「やる気」にならないドライバーはいるのか?なんて思うぐらいにドライバーを本気にさせてくれるような獅子の咆哮だ。トップエンドの伸びがもう少し欲しいところだと感じたが、これはあまりにも贅沢な話なんだろうか。特に3速でのワイドなトルクバンドでの感触は最高である。まあ、日本国内での道では3速をフルに!なんてのは高速以外ではそう簡単に楽しめないものだと思いつつも、ぜひ!皆さんに味わってもらいたいものだと感じた。
 
RCZ.jpg
また、低重心とワイドトレッドのこのRCZは、ハンドルを握っていてもまさにスポーツカーである。適度なロールを伴うプジョーらしいコーナーリングが特徴の、フラットにならず荷重移動のシッカリ感を保ちながら粘るような感じで、コーナーを駆け抜けるその感触はコンセプトカーから飛び出て来ただけのクルマとは違い、まさに計算されたプジョーそのもののスポーツカーと思わざるおえなかった。スーパーカーとスポーツカーの違いはまさに、パワーをフルに使って駆け抜けるハンドリングの楽しさにあるということを改めて感じさせてくれた。そんな走りがこのRCZ 200ps/6MT にはあると思う。
 
RCZ④.jpg
一方、156ps/6AT を搭載されたRCZはどうか?ということになる。パワーからして確かに200psと比べると見劣りはする。しかし、プジョーとアイシンの共同開発された6ATとの組み合わせにより、非常に快適なドライビング空間をもたらしてくれているのである。

プジョー仕様の新しいこのアイシン製ミッションは、一言でいうと「かなり出来が良くなった。」と言えるだろう。プジョーの求めるオートマの有り方である原則直結というものもちゃんと受け継がれている。また、むやみにギアを上へと上げないシフトチェンジのタイミングも好感が持てた。

何はともあれ、この156ps/6ATは、加速を利かしてスポーツ走行をギンギンに楽しむというより、乗り心地は確かに固めではあるが、エレガントに乗りこなすのがカッコイイと感じるクルマに仕上がっていた。まあ、プジョーらしく「コーナーを一つ、二つちょっと楽しむ!」なんていう大人の楽しみを感じるのには充分過ぎるような贅沢なクルマと言えるのだが。。。


ということで、次回は、RCZの安全性や装備についてご紹介しようと思う。つづく。。。