電話をかける時、「もしもし!」って皆さん言いますよね。
この「もしもし」とは、一体、どんな意味があるのでしょうか?アメリカなどでは「ハロー」なんて言います。
決して、「IF・IF!」では無いのでご注意を。。。(笑)
まあ、冗談はさておき、この「もしもし」というのは、いつ頃から使われだしたのでしょうか?で。。。なぜ「もしもし」なんでしょうかねぇ~。不思議だとは思いませんか?
そんな訳で、今日は電話での挨拶?「もしもし」を調べてみることにしました。
◎「もしもし」の語源
電話で言う「もしもし」の語源としては、「申し申し」というのが詰まって「もしもし」という言葉になったという話がありました。この「申し」というのは、神仏に願い事をしたり、神社で神官が祝詞(のりと)を上げる前に使われているようです。この「申し」の意味としては、「畏れ多くも申し上げます」というもので、神仏に敬意を表す言葉なんだそうです。
ところで、この「もしもし」という言葉は、1890年(明治23年)に日本に電話が導入された時に、当時の逓信省(ていしんしょう)の役人の一人が、英語の「ハロー」の代わりに「もしもし」を使うことを提唱したと言われているようです。これは、アメリカなどでは親しみを込めて使われる「ハロー」というのとは違い、相手を尊敬し敬う日本らしい文化の言葉なんですね。そう考えると、「もしもし」という電話の言葉も味わい深い言葉として心に響きませんか?
こんな所からでも「もしもし」という電話の言葉は、日本らしい古き良き日本文化なのかもしれません。