「も~も太郎さん、桃太郎さん~。お腰につけたキビ団子~!一つぅ~私にくださいなぁ~!」
なんて、童謡でもある「桃太郎」。
その桃太郎のお供についたのは、「犬」「猿」「雉(キジ)」ですよね。もっと強そうな動物もたくさんいると思うんですが。。。例えばウシとか。。。
どうして、この2匹と1羽になったんでしょうか?鬼退治に行くには、ちょっと心もとないメンバーなのではないでしょうか?
今回は、「桃太郎のお供となる動物をどうやって決めたのか?」ということを調べて見ることにしました。
どうやら、桃太郎のお供となる動物が、この「犬」「猿」「キジ」に決まったのは、敵となる鬼の角と虎皮の下履きに関係しているようだという説がありました。どういうことかというと、鬼は鬼門(丑寅の方角)の象徴なんだそうで、丑(ウシ)のような角があり、虎のパンツを履いていますよね。
そして、十二支の方位図を見てみると、丑寅の反対側にあるのが「戌(いぬ)」「申(さる)」「酉(とり)」なんですねぇ~。そのことにより、桃太郎の鬼退治に行くときのお供として、「犬」「猿」「鳥(キジを選んだ)」が決まったという説がありました。
キジというところが、日本らしくていいですね。もし、キジでは無く、ニワトリとか、すずめだったら。。。(笑)