バトミントン。
その日本発祥の地とされているのが「長崎」というのは長崎の方ならご存知の方も多いですよね。出島跡に石碑が建っているので、立ち寄った際には、ぜひ!ご確認ください!
まあ、内容としては、「鎖国時代に唯一開港されていた長崎。その長崎の出島には当時、多くの紅毛人(オランダ人)がいたそうで、その紅毛人の風習や奇談などが「紅毛雑話」と云う古文書に絵画入りで収録されているんだそうです。
その紅毛雑話にバドミントンの用具によく似た「ラケット」 (羽子板) 「フーランタ」 (羽根) の図が紹介されていて、そのラケットとフーランタを 使って屋外で遊んでいる図が「長崎阿蘭陀屋敷絵図」にあります。これは、1780年代と言われており、これが、バトミントンの長崎発祥と言われるものなのです。
ところで、バトミントンの発祥はというと、イギリスではなく、インド。このバトミントンはインドでは「プーナ」と呼ばれていたそうで、インド西部にある「プーナ」という地方都市で生まれたとされています。インドがまだイギリスの植民地であった時代にイギリスのボーフォート侯がインド滞在中にこの「プーナ」を好きになり、インドの別荘にコートを作り、毎週末にプーナを楽しんだとか。。。そして、その別荘の名前が「バトミントン荘」だったとか。。。そして、1874年の夏にボーフォート侯がイギリスに帰り、このスポーツを紹介し、後にバトミントンと呼ばれる国際的なスポーツに発展していったという話がありました。また、バトミントンの名前の由来では、英国バ ドミントン村での本格的な競技発生期(1873)によるものという話もあります。
まあ、いずれにしても、バトミントンの日本発祥は長崎であり、インド生まれであるということは間違いがないようですね。