先日、こんな話を当社のスタッフから聞きました。
ホットの缶コーヒーを買ったばかりでも、ある程度は熱いと思いながらもギュッと握っていられるんですが、握ったままシェイクする(振る)と、缶がアッっと言う間にとんでもなく熱くなる!という話がありました。
果たして本当なのでしょうか?
確かに若干は熱くなるだろうけど、握っていられないぐらいになるなんて信じられない!オーバーじゃないの?
で?検証してみました。
まずは、近くの自動販売機でHOTの缶コーヒーを買いました。
で、ギュッと握ってみました。じわじわと握っている手に熱さが伝わってきて、約10秒ほどは余裕で大丈夫でした。
ならば!と、シェイク!シェイク!シェイク!
すると、どうでしょうか。。。。。
熱ぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~!
持っている缶コーヒーが、一瞬のうちに持ってられないぐらいとんでも無い熱さになってしまいました。
こりゃ~!驚きです!!
なぜ、この様な現象が起きるのかを私なりに考えてみました。
こんな答えではどうでしょうか?
自動販売機で買ったホット缶コーヒーの表面は外気によって冷やされたので、缶と中身の缶に触れているコーヒー部分は温度が低くなっている。さらに、冷たい手で握ったので、その手の平の温度がコーヒーに伝わり、さらに若干冷えた。だから、握ってもあまり熱さを感じなかった。
そこで、シェイク!振ることにより缶コーヒーの中心部の冷めていない熱いコーヒーと混ざり合うことで表面の温度が一瞬にして上がる。(均等に?コーヒー自体の温度がなったというのが正解かも。。。)そして、熱伝導率が高いスチール缶を通じて、缶コーヒーの表面の温度は一瞬にして上がってしまった!だから握れないぐらい熱くなったように感じた。
こんな理由だと思いますねぇ~。恐らく。。。
しかし、理屈では解っても、実際に試してみるとかなり温度が急激に上がってしまったような感じがします。
自動販売機での缶コーヒーの温度も、人間が熱いと感じる?持つことができる?ギリギリの温度(52~58℃)で調節されているからなのかもしれませんね。ですから、そんな状態でも飲んでみると、たいして熱くないなぁ~ってギャップも感じたりします。
皆さんも、ホット缶コーヒーが自動販売機から無くなる季節の前に一度試してみてください。握っている缶コーヒーの急激に上がる温度差に驚かれることでしょう。。。
今日は、エープリールフール!ですが、これは本当です。ぜひ!お試しあれ!(笑)