北海道に次ぐ、ジャガイモの生産地である長崎県。愛野方面から島原半島一帯では広大なジャガイモ畑を見ることができますよね。
そろそろ?もう少ししたら「新ジャガ」が出回り始める時期に差し掛かりました。
春先から店頭に並ぶ新ジャガですが、普通のジャガイモと比べて、いったいどんな風に違うのでしょうか?
「今年のヤツだろう!」って言われそうな感じがしますが、今日は「新ジャガ」について調べてみることにしました。
まず、新ジャガというと普通のジャガイモよりもちょっと小さい感じがしませんか?ジャガイモの子供みたいな大きさですよね。
まあ、その通り、新ジャガは若いジャガイモのことなんだそうですねぇ~。
ジャガイモの収穫期と言えば、1月頃から鹿児島で始まり、7月頃の北海道までとなります。
新ジャガは成熟する前の早い段階で収穫したジャガイモをすぐに出荷したものなんだそうで、成熟したジャガイモと比べてみると、細胞をつなぎ合わせているペクチンというものが十分に生成されていないのだとか。その為、身が成熟していないものよりもやや硬いのが特徴と言えます。
身がやや硬いので、料理でも型崩れしにくく、料理でも使いやすいと言えるそうなんですね。肉じゃがなんかのように、茹でても細胞が分裂しにくい為、煮崩れがしにくいという特徴を持っています。その他には、潰しても粘りがあって丸めやすいとか、水分が十分にある為に、生で食べてもシャキシャキ感があります。
まあ、新ジャガは料理をするのにやりやすいジャガイモであり、新ジャガで出来る料理の幅も大きいというところから人気があるのかもしれませんねぇ~。