野球の一試合はというと普通は9回(9イニング)ですよね。なぜ9回なんでしょうか?
ふと疑問を持ってしまいます。10回なんかがキリが良いのに?って思います。前半戦、後半戦!ってな感じで。。。
なのに、どうしてなんでしょうか?なんとなく考えてみると中途半端な気がします。何か特別の訳でもあるんでしょうかねぇ~。
今日は「野球はなぜ9回なのか?」という疑問を解明してみたいと思います。
世界で野球チームが最初に出来たのは当然!アメリカで、1845年にニューヨークに「ニッカーボッカーズ」というチームが第一号なんだそうです。
その時の野球のルールは?というと、なんと!点数制。それも、21点先に取った方が勝ち!なんていうルールだったそうです。おまけに、ピッチャーの投げる球にはストライクとかボールとかいうのがなく、何球投げてもフォアボールなんて無かったそうです。その為、投手戦の試合なんてなると、まる1日かけても試合が終わらないという事態も。。。
そこで、クレームが。。確かに選手も辛かったそうなんですが、そのクレームをつけたのは何と!コックさんだったそうです。なぜかというと、当時。招いたチームに対してゲーム終了後にレセプションに招待するという習慣があり、そのパーティーに用意する料理をいつ頃作ったらよいかが予測できないので困る!というものだったそうです。そこで、試合終了があらかじめ予測がつくように野球のルールを改定してほしいという要望があったそうで、それに答えるように現在の9回で1ゲームというものが生まれたそうです。
。。。で、なぜ?1ゲーム9回(9イニング)なんでしょうか?
それは、当時使っていた計算に原因があるようです。それは、現在のような十進法ではなく、まだ、十二進法が多用されていた時代で、その影響で、3、6、9、12のうち9回が適当な長さであろうというところから野球は9回と決まったとか。三振もストライク3つ。アウトもスリーアウトチェンジ!ですよね。これも十二進法の影響なんですね。しかし、ボールは4つで四球となります。これは、もともとボールはカウントされていなかったせいもあり、ストライクより1個多いぐらいが丁度よいのでは?というところから後から決められたそうです。
調べてみると、スポーツのルールもいろいろとその時代時代の影響を受けながら決められているのが良くわかりますね。