長年仕事をしていて、50歳を過ぎた頃から「定年まであと何年!」と言う言葉を耳にするようになります。
最近の不況により、定年まで勤められるのか?なんて心配になってくるもの解るような気がします。
会社のリストラをしたい人材は?というと、「組織に寄りかかっていて自分を見失っている人」で、「人罪」と呼ぶんだそうです。
何かドキ!っとするような話ですね。
今回の思考の自主トレでは、「組織を支えていくという自立した生き方」というものを見つけましたので、ご紹介してみようと思います。
組織を支えるとは、組織に所属する社員の人件費を稼ぎだす仕事の糧を開拓できる人だそうです。そのような人材を「人財」と呼ぶのだそうです。
私たちの雇用を守るためには、自身が「将来を切り開く人財になること」なんだそうです。ですので、その会社で無くてはならない存在である人財となるようにすることと言えます。
人財になるようにすると簡単に言いますが、実際はどうやったら良いのでしょうか?
それは、キャリアプランすなわち、成長のためのプランを明確に持つことが必要なのだそうです。
こんな問がありました。
「あなたの3年先をイメージしていますか?」
これは、将来の目標を明確に持ち、なりたい自分に向ってチャレンジしているかどうかを自分自身に問いかけてみるということなのです。
また、こんな問もありました。
「あなたには何ができるのですか?」「あなたは何のプロですか?」または、「あなたは何のプロになろうと目指していますか?」
キャリアアップのプランは、転職していい会社に勤め、高い給料をもらうのではありません。転職を繰り返していると、仕事への忍耐力が低下し、いやなら転職すればいいじゃない?なんて安易に考えてしまうものなんですね。
キャリアアップとは、どの会社でどんなスキルやノウハウを身につけたかが重要なんだそうで、会社からもらうものではなく、自分自身の専門性と実力養成と言えるのだそうです。ですので、3年先に目標を置いて、3年先はこうなりたい!という自分を明確にしておくことが大切ということでした。
ちょっと耳の痛い話だったでしょうかねぇ~。