プジョー長崎
 

スタッフブログ

前へRelated次へRelated
ライオンの記憶 【 Peugeot 1007 】
[2009/03/12]
Club Peugeot Nagasaki 事務局.jpg
Peugeot 1007.jpg
プジョー1007。それは、今までのプジョーの伝統である0を一つ挟んだものではなく、新しく登場した番号でもあります。言わばこの1007は、ボディーサイズや価格帯といった順列に収まらない亜流モデルといえるでしょう。

両側電動スライドドアを持ったこのクルマは、プジョーのコンセプトカーから誕生しました。

2005年フランス本国で発表。そして、2006年2月に日本に上陸し発表となりました。しかし、ユーロ高の影響をモロに受けてしまい、2008年に僅か2年半で惜しまれつつも日本導入が中止となってしまいました。(本国ではまだ生産が続いています)


今回は、希少車とも言えるプジョー1007についてご紹介いたします。
フロントビュー.jpg
プジョー1007は、全長(3,730mm)×全幅(1,710mm)×全高(1,630mm)となっており、206と比べてると、それぞれ全長(-95mm)×全幅(+40mm)×全高(+190mm)となっています。コンパクトボディーとなっているため、取り回しがしやすく、さらにこの車の最大の特徴と言える両サイド電動スライドドアによる利便性も高く、車高が高くなった分、広々としたキャビンになっています。まさに、今までのプジョーには無い新しいコンパクトカーなのです。

リアサイドビューエクステリアとしては、スライドドアを採用したデザインをクーペ的はフォルムに仕上げたことでスポーティー感を演出しています。ボーゲン・アローデザイン(弓矢)と言われたデザインにおいて、特にリアサイドとリアハッチへと繋がるスライドドアのレールの部分もしっかりとデザインとして使用しているところは流石と言わざるおえないでしょう。


インテリアまた、インテリアも遊び心が十分に発揮されています。


特にこのクルマのスライドドアに並ぶ特徴的なものとして、トリムやシートなどをまるで洋服のように気軽に着せ替えができるカメレオキット(18パーツ)が挙げられます。

カメレオキット工具を一切使わないので、女性の方でも約15分もあればすべてのパーツを取り付けることができます。

乗る人だけのお好みで、一番クルマと接する時間の長い車内空間のあなただけの演出ができるのです。

このシステムは、当時のシートメーカーにとって目から鱗のアイデアで大絶賛されたそうです。

カメレオキット取替図1 カメレオキット取替図2
カメレオキット取替図3 カメレオキット取替図4


また、様々なシートアレンジや多彩な収納ボックスなどもアイデアがいっぱいです。

カメレオキット取替図4

リアシートを折りたたむ時には、重たいシートを持ち上げるのが大変ですよね。しかし、赤ちゃんを抱いていても簡単に片手で持ち上がるようにリアシートにはダンパーがついてアシストしてくれます。ちょっとだけトランクルームを広げたいときもワンタッチ!!

シートアレンジ 1そんな細かいところまで、使う人の使いやすいように妥協無く造られたプジョー1007は、使い勝手を追求したアイデアで満載です。

また、1.6には電動スライドガラスサンルーフやESP、盗難防止アラームが付いているパケージオプションも用意されています。


ホントにこのPeugeot 1007は、遊び心いっぱいのクルマと言えますね。
 
構造イメージ図.jpg
エンジンは、フラットトルクを特徴とする1.6 DOHC(最高出力 80kW(108ps)/5800rpm、最大トルク 147Nm(15.0kg-m)/4000rpm)と1.4 SOHC(最高出力 54kW(73ps)/5400rpm、最大トルク 118Nm(12.0kg-m)/3300rpm)の2タイプ。そのエンジンにRMT(以前は2トロニックと呼んでいます)5速を組み合わせクラッチレスのマニュアルトランスミッションになっています。

RMT シフトノブこのRMTは、基本的には+と-のレバーで操作してギアを選ぶのですが、変速をAT車のように自動で行ってくれるオートモードもあります。

ですので、オートマ免許の方もマニュアルミッション車の楽しさを感じてもらえます。


ステアリングについているパドルシフトを使えば、ハンドルから手を離さないでもシフトチェンジが可能です(ATモードでもシフトチェンジが可能)。

パドルシフトこのRMTの感覚は、まさに新感覚と言っていいのではないでしょうか。MTのクラッチを代わりにやってくれるということで、MT車を思い出してもらえれば理解できる通り、シフトアップ時の加速はAT車とは違い空走感があります。

当然ながら、このRMTはオートでクラッチを切ったりつないだりしているのでその間が存在しているのです。しかし、これはアクセルペダル操作で対処できます。その癖を掴むと運転する楽しさや頑張ってる!って感じが伝わってきて、どんどん愛着が湧いてくるんです。

足回りは、フロント:マクファーソン・ストラット式、リア:トレーリングアーム式というプジョーらしい足回りで、この背が高い1007をその姿からは想像ができないコーナーでの安定感やプジョーらしい乗り心地は健在でした。
 
サンルーフ.jpg
今は、新車では手に入らないこのPeugeot 1007。非常に残念でなりません。

中古車でも!って思われる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、当社へご相談ください(笑)。探してみます。

ドアが両側スライドなので、駐車場が狭い方や小さなお子さんがいるご家庭などにはお勧めのクルマです。
 
ボディーカラー.jpg