プジョー1007は、全長(3,730mm)×全幅(1,710mm)×全高(1,630mm)となっており、206と比べてると、それぞれ全長(-95mm)×全幅(+40mm)×全高(+190mm)となっています。コンパクトボディーとなっているため、取り回しがしやすく、さらにこの車の最大の特徴と言える両サイド電動スライドドアによる利便性も高く、車高が高くなった分、広々としたキャビンになっています。まさに、今までのプジョーには無い新しいコンパクトカーなのです。
エクステリアとしては、スライドドアを採用したデザインをクーペ的はフォルムに仕上げたことでスポーティー感を演出しています。ボーゲン・アローデザイン(弓矢)と言われたデザインにおいて、特にリアサイドとリアハッチへと繋がるスライドドアのレールの部分もしっかりとデザインとして使用しているところは流石と言わざるおえないでしょう。
また、
インテリアも遊び心が十分に発揮されています。
特にこのクルマのスライドドアに並ぶ特徴的なものとして、トリムやシートなどをまるで洋服のように気軽に着せ替えができる
カメレオキット(18パーツ)が挙げられます。
工具を一切使わないので、女性の方でも約15分もあればすべてのパーツを取り付けることができます。
乗る人だけのお好みで、一番クルマと接する時間の長い車内空間のあなただけの演出ができるのです。
このシステムは、当時のシートメーカーにとって目から鱗のアイデアで大絶賛されたそうです。
また、様々なシートアレンジや多彩な収納ボックスなどもアイデアがいっぱいです。
リアシートを折りたたむ時には、重たいシートを持ち上げるのが大変ですよね。しかし、赤ちゃんを抱いていても簡単に片手で持ち上がるようにリアシートにはダンパーがついてアシストしてくれます。ちょっとだけトランクルームを広げたいときもワンタッチ!!
そんな細かいところまで、使う人の使いやすいように妥協無く造られたプジョー1007は、使い勝手を追求したアイデアで満載です。
また、1.6には電動スライドガラスサンルーフやESP、盗難防止アラームが付いているパケージオプションも用意されています。
ホントにこのPeugeot 1007は、遊び心いっぱいのクルマと言えますね。