プジョー長崎
 

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ライオンの記憶 【Peugeot 306】
[2009/02/11]
Club Peugeot Nagasaki 事務局.jpg
306  (1993).jpg
プジョー306。。。。。

20世紀最後の名車とまで言われたこのクルマは、VWゴルフやオペル・アストラをライバルとするモデルとして誕生しました。フランスの貴婦人というキャッチフレーズがあり、パッと目にはどこにでもあるようなデザインのように見えますが、良く見るとバスト・ウエスト・ヒップのラインが明確に表現されています。直線ラインのシンプル且つカッコイイデザインはもちろんご存じピニンファリーナの特徴です。見れば見るほどカッコよく見えてくるまるで「スルメ」のような走りも含めて味のある車ですねぇ~(笑)。


今回は、昭和のプジョー最後の名車「306」をご紹介致します。
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Peugeot 306

306(N3)は1993年にフランス本国でデビューし、翌年1994年に日本へ導入されています。2000年の夏にマイナーチェンジ(N5)となりました。衝突安全やボディー剛性の強化が図られています。

306(N5)は、車種として多くのバリエーションを揃えました。日本では、ベーシックプジョーの306 Style(このグレードは日本でつけられたとの噂もあります)が主力として販売され、3ドアと5ドアの2タイプがありました。どちらも、5MTと4ATがあり、5MT車は1.8ℓ直列4気筒DOHC16バルブ・4AT車は1.8ℓ直列4気筒SOHCでした。そして、その上級グレードとして、2000DOHCエンジンのカシミール(5ドア4MT)、XSiがあり、XSiはスポーティー感を高めた3ドア(5MT)と5ドア(5MT/4AT)のHBモデルがありました。そして、306の旗艦として君臨したS16モデル(3ドア)もあり、このS16はマイナーチェンジ(N5)の時に、2000直列4気筒DOHCの132PS(N3)から163PSとなり、ギアも6MTとなりました。
 
306Cabliolet
Peugeot 306 Cabliolet

バリエーションの豊富な306で、使い勝手の良い306HBと一線を画して、光を放っていたのがCabliolet(カブリオレ)ではないでしょうか。大人4人がキッチリと乗れるコンパクトカーのカブリオレで、ラグジュアリーなモデルとして登場しています。もちろん、ピニンファリーナの設計及び製作で、ピニンファリーナのエンブレムがしっかりと装着されています。エンジンは4気筒2000DOHCで、4ATのみの設定でした。インテリアは、フルレザーシート、レザーハンドルをはじめセンターパネルにはウッド調のパネルなどおしゃれな高級感のある仕上がりでした。レザーシートの色もウラガン・グレー、アプリコット、コロー・レッドの3種類がありました。
 
Peugeot 306 Break

新しくN5になって登場してきたのが、Breakと呼ばれるワゴンでしょう。プジョーは戦後のコンパクトカーや旗艦以外には、ほぼこのワゴンの形のボディーがあります。ホイールベースはハッチバックと共通であり、フロントサスペンション、フロントウィンドー、フロント&リアドアまでは、HBと共用となっています。長さはというと、リアオーバーハングを約300mmも延長し、ルーフレールを取り付け全高が+70mmとなっています。特にリアのデザインとしては、縦長の楕円の形をしたリアコンビネーションランプが特徴と個性的なデザインになっています。リアの荷室の広さも十分に広く、奥行き1050mm、幅1260mm、高さ880mm。特に、トレーリングアーム式によるタイヤハウスが室内に干渉しない為、ほぼ、デッドスペース無く荷物を積むことができました。さらに、ダブルフォールディング方式のリアシートの為、折りたためば奥行が1600mmまでも拡大。ルーフが高くなった為、HBモデルよりもリアシートのヘッドクリアランスにも余裕がでています。インテリアとしては、カシミールとほぼ同じになっていました。カシミールのBreak版と言ったところでしょうかねぇ~。

1.6ℓSOHCも本国にはあったようですが、日本には2.0DOHC16バルブで4ATのみが輸入されています。車重はカシミールよりも+40kgに抑えられていた為、走りとしては、殆んどカシミールと同じHBのような感じを受け、ブレークとは思えない走りの楽しさがありました。この辺りは流石プジョーって感じでしたね。
 
306 Style Premium
そして、カシミールの代わりに登場したのが、スタイルプレミアムです。この車は、室内や装備はほとんどそのままで、外装をXSiのようにしたもの!って感じです。最初は14インチのアロイホイールだったのですが、後に15インチに変更。私個人的には、14インチの時の方がプジョーの猫足?らしく感じましたね。

そして、21世紀の新しいプジョーの猫足の提案?とも言うべき307へと移り変わっていくのです。206がトレーリングアームの最終なのですが、猫足と言われた昭和のプジョーらしい?小型車の乗り味の最終形がこの306シリーズだと私は思うのです。306カシミール。個人的には、306の中でベスト1だと思っています。乗り心地と走りのバランスが最高です。しかし、ATってところがちょっと?なんですがねぇ~(笑)。
 
N3とN5 代車1号2号でしょうか?(笑)
只今!3台の306が代車で活躍中です。

N3のStyle、N5のStyle Pleasure PackageⅡ、N5のStyle Permium

その他にも、406 SV セダン、406 Break V6 があります。

あくまでも代車ですので、なかなかご指名通りお乗り頂くことが難しいですが、20世紀最後の名車「フレンチ・プジョー」を存分にお楽しみください。

今、薄れゆく古き良き時代のプジョーの猫足を感じられるはずです。