アクセスマップ

プジョー長崎

住所〒859-0401
長崎県諌早市多良見町化屋1870
Googleマップでみる

TEL0957-27-2233

営業時間10:00-18:00 

定休日毎週水曜日、第1・第3火曜日 (但し、年末年始・GW・お盆期間は定休日以外にもお休みを頂く場合がございます)

アクセス方法*多良見IC・長崎バイパス(多良見)を出て諌早方面へ車で約5分。
もしくは諌早ICから、長崎方面へ車で10分。
(国道34号線沿い)

*JR喜々津駅から国道長崎方面へ徒歩5分。

*慈恵病院バス停

スタッフブログ

フランスワインのある生活 【ボジョレヌーボー2】

[2008/11/21]L'avis du lion.【ライオンの囁き】   Club PN
フランスワインのある生活 【ボジョレヌーボー2】
昨日の続き「ボジョレ・ヌーボー」のお話です。


日本では、ロゼのボジョレ・ヌーボーが人気ですが、ロゼのボジョレ・ヌーボーへの需要が高まったのは日本からなんだそうです。日本は世界最大のボジョレ・ヌーボー消費国で、2006年には史上最多となる1100万本を輸入しています。それを受けてか、フランスでもロゼが流行しているそうで、ワイン市場でも珍しい成長部門となっているんだそうです。(しかし、基本的には、ボジョレ・ヌーボーよりもボジョレがフランス人は好みのようです。)

フランスワインのある生活 【ボジョレヌーボー2】
○ ボジョレ・ヌーボー

ボジョレ、ボジョレ・ヴィラージュ、ボジョレ・シューペリュルの新酒ワインとして、11月第3木曜日に販売することが出来ます。ボジョレ・ヌーボーは、普通のワインや村名ワインとは違い、マセラシオン・カルボニックという炭酸ガス浸潤法という特別な製法で作られています。色が鮮やかで、口当たりがよく、フルーティーなワインと言えるでしょう。「ボジョレ」と名乗ることのできるワインは、赤ワインであればガメイ種を使用しています。

シャルドネ白ワインであればシャルドネ種を使用したもの(全体の約1%ぐらいだそうです)に限られています。

赤ワインのガメイ種同様、これらは法律によって定められています。


*マセラシオン・カルボニック製法

収穫した葡萄を破砕せず、縦型の大きなステンレスタンクに上から次から次に入れると、下のほうの葡萄は、その重さで潰れ、果汁が流れ出します。そして自然に発酵が始まると炭酸ガスが生まれます。そうすると次第にタンク全体が炭酸ガスで充満し、潰れていない葡萄の細胞内部で酵素の働きによってリンゴ酸が分解されアルコール、アミノ酸、コハク酸などが生成され葡萄の皮からも成分が浸出していきます。細胞内の酵素による発酵を利用したものがマセラシオン・カルボニック法といわれます。ボージョレでは自然に発生する炭酸ガスを利用しています。

ちなみにこのワインは、生産された年のうちに飲むと美味しい!という珍しい種類?といえるワインです!


ボジョレロゼヌーボー色が、ピンク色ですごく綺麗です。来月やってくるクリスマスにぴったりな「ボジョレー・ロゼ・ヌーボー」ですね。

ただし、ロゼのボジョレー・ヌーボーは、完売続出です。限定物もあり、入手困難だそうです。(レア物になってます!)




*忘れてはならないブルゴーニュ地区にはかの有名なロマネコンティ-もあります。ブルゴーニュ地区に関しましては、またの機会にでもご紹介いたします。


○ ちょっとしたワインの雑学

ワインのビンの底をご覧ください。日本酒や、ビール、ウィスキーなどの底と違って、大きく窪んでいます。なぜでしょうか?

答え
ワインはビンの中でも熟成します。よって、タンニンなどの沈殿物が出ます。そのカスを溜めて置く所。すなわち、ワインと沈殿物が混じらないようにする為に窪めているそうです。納得ですね。