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201の一つ上の車として、1932年に301がデビューしています。

この301は、ベルリーヌで全長4170mm×全幅1550mm×全高1650mm、ホイールベースは2700mmあり、201より少し大きいサイズで、1465cc・34HP/3500r.p.mのエンジンを搭載していました。301の初期型は301Cとなっていいましたが、それはその頃の201が201Cとなっていたことと、フロントサスペンションが独立懸架に初めからなっていたからだと言われています。

301も201と同じように頻繁にマイナーチェンジや、新しいモデルの投入もされた車です。そして、1933年の301CRから、201BR3/BR4と同じようにフロントグリルに傾斜角がつけられ、37HP/4000r.p.mへとエンジンもパワーアップされています。翌年の'34年には301Dが発表され、201Dに似た空気抵抗の少ないボディー形状を採用し、201Mと同じユニットである35HPを搭載しました。

そして、'36年、4年間の生産台数は、70,497台をもって生産中止となっています。